これは、Finaleで入力して、普通に起こってしまうことで一番チェックしてほしいポイントです。
明らかな「間違い」だからです。
大手出版社から出版されている楽譜にもこの間違いを見つけたことがあります。
わかりやすくするために、ちょっと極端な転調で起こる例をあげてみます。
ここでの間違いは、D.S.の部分にある予告の調号です。
本来なら、セーニョで戻った先のキーであるシャープ1つのG Majorの予告がなければいけないのに、Finaleを作る上では次がコーダのEb Majorなのでその予告が出てしまいます。
リピートでも同じようなことが起こります。
ここでは一覧できる長さにしてあるので認識しやすいと思いますが、
これが何ページにもまたがる曲だと、気をつけていないと見落としがちなようです。
(しつこいようですが、大手出版社の楽譜でも・・・w)
転調とリピート等がある時は要注意です。
両方の例の正しい書き方を載せておきます。
コーダ表記の例
リピート表記の例
じゃあ、どうすればこういう表記ができるの?というやり方については、別ページで解説します。